○ 2007年10月発行の会報から

「もったいない」の思いで取り組む支援活動inラオス 第2弾

本会では、(財)福島県国際交流協会から「平成19年度地球市民活動助成事業」として支援を受けて、今年1月に引き続き2回目となる支援事業をラオスにおいて実施しました。 これは、NPO「ラオスのこども」代表であり、ホワイホン職業訓練センター代表でもあるチャンタソン・インタヴォンさん(ラオス出身)との交流の中で生まれた事業です。

ビエンチャン特別市内にあるホワイホン職業訓練センターでは、地方出身の女性たちに伝統的なラオスの草木染・機織・縫製などの技術指導を行っています。このセンターでの絹織物やバッグ、オーダーメイドの洋服などの製作過程で生まれる端布や端糸の有効活用の手法として、本会が実施している古着や古布のリメイク技術を活用してもらおうとの今回の支援事業。今年1月に現地を訪問した際に指導の要望が高かった布ぞうり作りをメインに、シルクの端布を利用したコサージュ作りや使い古しのバスマットを活用してのバスマットつくりなどの指導を4名のスタッフで行いました。また、環境配慮形の生活を伝えようと、古着や古布のリサイクル、リメイクに取り組み続ける本会の「もったいない」の言葉に込めたメッセージをラオスの女性たちに伝える講話も行われ、参加したセンター職員や研修生から共感を持って迎えられました。

参加スタッフの感想より

 (前略)皆、ラオスの民族衣装、シンという長いスカートを身につけていましたが、この日は足の親指を使って行いました。研修生たちが熱心なのと手が器用なのとで、布ぞうりは上手に出来上がりました。

 ぞうりの最後の先ツボを付けるところでは、私もヌン(1)、ソーン(2)、サーム(3)のラオス語を覚え、みんなで声を出しながら和やかに終わりました。暑さと湿度が高いため、布が手にまとわりつき思うように動かず、2日間も続けてすると手が痛くなりました。(飛び入りで参加した)イタリア人の女性、自分で作った布ぞうりを手にトラディッショナルと何度も言い、とてもうれしそうでした。私が見本に持って行った布ぞうりも買い、今頃イタリアでもピープルの布ぞうり、話題になっているかもしれません。  高田三枝

 (前略)今回、私にとって2回目、かわいらしい娘さん達との再会はうれしいものでした。そして、今回何よりうれしいことがありました。前回私は鉤編みを毛糸とレース糸で教えてきました。

絹糸の織の残糸ではまだ編んでいなかったのですが、ベテランのチャンチャンさんがマフラーを残糸で編んで、それが売れたことです。さすが織や縫製で高い技術を持っている彼女たち、何かひとつヒントを上げれば、それをしっかり消化していくのだと感心させられました。 高橋豊子    
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経済産業省 環境コミュニティ・ビジネス事業 すすむ

今年度、経済産業省から「平成19年度環境コミュニティ・ビジネス事業」の委託を受け、「いわき ファイバーエコビジネス事業」と名づけられた一連の事業が実施されています。

古着リサイクル活動の中でも、ウール素材については、エコウールリサイクルとして再資源化に取り組んできました。愛知県岡崎市へ搬送して、反毛化(生地を針で引っ掻いてワタ状に戻す作業)の工程を経ることにより自動車の内装材などとして再利用するのがこれです。この反毛化の工程を地域内でも実施できるようにと、昨年度から機械の導入などを進めてきましたが、今年度の事業の中では、製品としてある程度まとまった形を作り上げようとしています。
9月27・28・29日には、京都工芸繊維大学木村研究室より専門家を招き、反毛機や反毛ワタに熱と圧力をかけてフェルト化させる機械を上手く使いこなすための技術指導を受けました。

また、9月に募集した「反毛ウールのリサイクルワタの愛称&コースターデザイン コンテスト」には、49件の愛称と109件のデザイン候補作品が寄せられました。第1次審査を通過した愛称部門15件、デザイン部門30件の候補作品のうち、10月11・12・13日に宮城県仙台市夢メッセみやぎを会場に開催された【エコプロダクツ東北2007】会場内の本会ブース内で、来場者による投票形式での審査により上位入賞作品が決定しました。

愛称部門
 エコモコ君   旧まいぺんらいボランティアスタッフ一同
 モコモコ    佐藤優海・斉藤奈津美(湯本第二中学校3年)      
 ホワロン    阿部聖美(いわき市郷ケ丘) 
 エコフワ    渡辺裕俊(湯本第二中学校3年)    
デザイン部門
  浅見由花(いわき市遠野町)
  長谷川敦美(植田中学校3年)
  田仲一美(いわき市平)
佐藤梨奈(UGM)
 永山雄一(仙台市)
今後この入賞作品を基に、専門家の指導を受けながら本会独自の製品として完成させていくことになっています。ボランティアが進める古着リサイクルが地域に根ざしたコミュニティビジネスとして定着していけるように、今年度の取り組みには大きな期待が集まっています。

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エコプロダクツ東北2007出展

環境にかかわる事業所の製品・技術などを集めた東北レベル最大の見本市【エコプロダクツ東北】に、本会では今年度初めて出展しました。本会のブース内には、古着リサイクルの流れの説明や昨年度のリメイクファッションコンテスト大賞受賞作品の展示のほか、反毛ウールとワタを素材にした工作教室なども設けられ、会場を訪れた小中学生がウールのワタを専用の針で刺してフェルト化させながら羊を作る工作を楽しみました。

本会ブースで古着のリサイクルシステムについて説明を聞いた来場者は、口々に「古着を燃えるごみに出しています。私たちのところにもこんな仕組みがあったらいいのに」と話していました。ぜひ、それぞれの地域内に本会のような仕組みが生まれてほしいものです。
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おさがりバザー in 福島

子供服ばかりのチャリティーバザー、「おさがりバザー」が福島市でも恒例の事業になろうとしています。

9月17日、昨年に引き続きコラッセふくしま1Fアトリウムを会場として、第2回目の「おさがりバザーin福島」が催されました。「セブンイレブンみどりの基金」から事業助成を受けての実施です。今回は、福島市の市民活動サポートセンターや桜の聖母短期大学の協力を受け、福島市内からボランティアとして事業を支援してくださる方々の力添えを得て、前回よりもスムーズな事業運営が実現できました。

会場を訪れたお母さんたちの中には、「前回のバザーで購入したものがとても役立っています。今後も是非続けてください」と話す方もおり、早くも「おさがりバザー」ファンが生まれているようです。
尚、当日の収益金約8万円は、今後本会の海外支援事業費として活用されます
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リサイクル工房 始動!

本会がこれまでの活動の中で高めてきた古着のリサイクルやリメイクの手法を、広く市民の皆様と分かち合いたい!そんな思いで、この度「リサイクル工房 ぴぃ〜ぷる」が市内佐糠町(東田入口バス停前)に開設されました。

ここでは、布ぞうり・裂き布織・パッチワーク・エコバック作り・フェルト手芸といった様々な技術指導の教室が定期的に開かれることになっています。

初回は11月29日(木)10:00〜15:00 布ぞうり作り教室 募集人数:10名 参加費用:1500円(材料費込み)です。
参加を希望される方は、ピープル事務所(FAX52−2511)までお申し込みください。

また、工業用ミシンや布ぞうり編みの台、裂き布織機、フェルト用熱圧縮機を備えたこの施設を活用して様々なリメイク品つくりに挑戦するボランティアの仲間も募っております。お問い合わせは同じく本会事務所まで。
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